2016年2月17日水曜日

神戸港とも関係の深いしおさい公園 part2

芸術的なモニュメントに囲まれるしおさい公園には、2本の柱がある。
その柱には計8つの漢字が並んでいて、僕たちのグループはその謎に迫ろうとしていた。
今回、答えを見つけるために、大学周辺のことに詳しい設計者の方にインタビューを行い、その結果をまとめた。

あの8個の漢字は、どういう意味だったのだろうか。

実は、神戸学院大学の校訓である「真理愛好・個性尊重」と書いてあることがわかった。
学校のシンボルとしてふさわしい文字という理由で、柱に刻まれた。

次に、なぜ昔の書体である篆書体で書かれているのか。
これには、目に付いてもらいたいからという製作者の意図が込められていた。
あえて難しい書体を選んでいるのもそのためである。
気づいてもらい、不思議に思ってもらう。
そして見た人の心に残るものにしたかったという。

大学と公園の境界線があやふやなのにも、しっかりとした理由があった。
それは、海から見ると敷地が広く見え、学校側から見ると海が見え開放感があるように見えるからである。

8つの字がどうして作られたのか、何故不自然な位置に立っているのかわかったが、インタビューを通して他にも有益な情報を得た。
柱の上に鳥がいるのがお分かりだろうか?



実はこの鳥も、カモメである。
港を象徴する鳥として、海と大学を眺望し、見守っているように見える。

実は、そのカモメたちが最高に綺麗に見えるように計算されたポイントがB号館にあるそうだ。
それを探してみるのも、芸術を楽しむ1つかもしれない。

そしてしおさい公園に並ぶヤシノキにも秘密が・・・。



実はその中には電灯があり、近くの風車から電気を供給しているというから驚きである。

今回、たった1つの公園にも、様々の想いが込められている事がわかった。
まだまだある秘密を、是非見つけ出して欲しいと思う。

(投稿者:尾田和啓、宮本優香、大西美貴子、酒井唯加、堀純奈)

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