2016年2月16日に、神戸の玄関口の1つである神戸空港が10周年をむかえたのをご存知ですか?
それにちなんで、三宮にある花時計の花が植え替えられました。
そこで今回、花時計周辺について紹介したいと思います!
まずは花時計です。
この花時計は直径約6m、傾斜およそ15度のやや小高い山のような形をしています。
1950年代前半、第13代神戸市長の宮崎辰雄氏の提案に基づき、スイス・ジュネーブでの英公園に設置されていた花時計をモデルにした日本初の花時計が製作されることになりました。
文字盤の中には、季節ごとに様々な花が植えられています。
図柄はその時行われる行事をテーマにしたものや、市民からの公募作品をもとに決定されます。
1~2ヶ月程度でデザインは変化します。
ちなみに、第1回デザインはコレです!!(1957.4.26)
そして、そのそばにはトーテムポールがありました。
神戸市とシアトル市は姉妹都市で、古くから交流がありました。
その交流のシンボルとして、トーテムポールが贈られました。
製作者であるネイティブアメリカン、ルミ族のジョー・ヒレア氏が1961年10月、実際に神戸を訪問して完成させました。
ではなぜ今、トーテムポールはないのでしょうか?
老朽化のため倒壊の危険性が増したことから、安全確保のため、2015年(平成25年)3月に「シアトルの森」がある森林植物園に移し、トーテムポールの一般的な慣わしにしたがい、土に還すこととなりました。
神戸は港町として様々な都市と親交を深め、さらに発展をとげました。
このような歴史を経て、今の神戸があるんですね。
(投稿者:藤井綾香)
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