2016年2月17日水曜日

メリケンパーク 第二弾



みなさんこんにちは。メリケンパーク第二弾です。
みなさん、メリケンパークにはたくさんのモニュメントが設置されているのをご存知ですか?
今回は、数多くあるモニュメントの中から、いくつかのモニュメントと、神戸港震災メモリアルパークをご紹介します。



まずはこちら。「オルタンシアの鐘」です。
第1回神戸ファッションフェスティバルの開催を記念して設置されました。
阪神淡路大震災の前は、1日に4回、鐘が鳴らされていたそうです。

オルタンシアはフランス語で紫陽花(セイヨウアジサイ)という意味らしいのですが、神戸市の花が紫陽花だから、ということなんですかね?



この汽笛時計は「KOBE 2001 みなとフェスタ」と復興した神戸港を記念して、2001年7月に設置されたものです。
船をイメージしてつくられたモニュメントらしいですよ。



こちらは、復元帆船サンタマリア号のアンカーと展望です。
サンタマリア号は、コロンブスの大西洋横断に使われた船の1つです。
この復元帆船は、コロンブスのアメリカ大陸到達500年を記念して1992年に復元建造され、バルセロナから神戸までを航海したそうです。



明治29年に、日本で初めてキネストコープ(活動写真)の上映をしたのが神戸の神港倶楽部です。これが、日本映画史の始まりと言われています。

メリケンシアターと呼ばれている「映画記念碑」は、映画記念碑を建てる会によって作られました。中央が四角くくり抜かれた石碑がスクリーン、その後ろの小さな石を客席に見立てています。
また、この石には国内外の映画スターの名前が刻まれています。

このメリケンパークは、映画のロケ地なんかにもなっているみたいですねー。
メリケンパークだけではなく、神戸は意外とロケ地や、小説の舞台なんかになってますよ。
調べて行ってみるのも面白そうですね!

http://www.kobefilm.jp/



こちらのかっこいいモニュメントは、スクリュープロペラやジェットポンプが存在しない、世界で初めて超電導を利用した電磁推進によって海上航行実験に成功した実験船、ヤマト1です。
1992年、神戸湾で海上試験航行しました。
分かりやすい解説は海洋博物館にあるので、気になった方はそちらもご覧ください。



割れたコンクリートと傾いたままの街灯。
この神戸震災メモリアルパークは、阪神淡路大震災からの復興の様子を後世に伝えようと、被災したメリケン波止場をそのままの状態で残しています。
また、震災直後の神戸の状況や復興の様子も、写真パネル、年表、模型などで展示されています。








私たちのような震災を経験をしていない世代に、被害の大きさを伝えてくれる大切な場所です。

さて、メリケンパークの記事も2つ目になるわけですが、ここでみなさんに問題です!
メリケンパークの名前の由来、ご存知ですか?
「メリケン」って何だ?と思ったことありませんか?
メリケンパークが誕生したのは1987年のことで、メリケン波止場と神戸ポートタワーの間を埋め立ててつくられました。

「メリケン」というのは、アメリカのことです。
明治時代初期にこの波止場を作った際、そこにアメリカ領事館があったことから、こう呼ばれるようになったそうです。
現在では、神戸を代表する観光地になったメリケンパーク。
毎年様々なイベントも行われているので、ぜひ行ってみてください。

それでは!次回に続く!

(投稿者:宮本優香)

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